インプロは台本のない即興のやり取りを通して物語を紡いでいくもの。
その中で自分の癖に出会うことがあります。
例えば、予想外の提案を受けた時の反応。自分のアイディアの伝え方。
上手くいったとき、上手くいかなかったときの態度。
なんとなくやりがちな表現、選択が人ぞれぞれあります。
癖を自覚し、癖以外の可能性を知っていく。
私はインプロを通して、パフォーマーとしては表現の幅が広がり、
人生においては自分の目的に適切な表現やコミュニケーションができているか
冷静に振り返られるようになりました。
この体験を地元の山形にも届けたい。
そんな想いからこのWSを企画しました。
講師は渡猛さんです。
渡さんは一般向け俳優向け問わず講師経験が豊富で、受講者一人ひとりに細やかに目を配って下さる方です。
私も渡さんのWSに通うたびに、自分の表現やコミュニケーションに対して新しい気づきをもらっています。
山形でやるとしたらぜひ渡さんにお願いしたいと思い、依頼しました。
興味が湧いたらぜひお越しください。
【渡猛さんコメント】
ワタリです。気づけばインプロというものを27年もやっております。俳優も俳優じゃない人も、教育機関や企業でもインプロのワークショップをお届けする機会が増えてきました。
自分を目一杯表現する。今を感じて楽しむ。他者と自分がまったく違う存在だということを認識して、だからこそ思っていることを伝える。失敗を責めるのではなく、フォローしあったり勇気づけあえる人間関係を構築する。
先がまったくわからない未来にたいして、一歩でも足を前に踏み出す。
どれもインプロで練習できるものです。
自分の人生という本番の中で、間違っても良い安心安全な場でたくさん練習することはどんなジャンルでも同じく大事だと思います。
観たことがないものだとどうしてもイメージしづらいかもしれません。
でも少しでも『面白そう』と感じたならば、ぜひ参加してみてください。
ワタリにとって人生で初めての山形。素敵な出逢いや縁になったらとても嬉しいです。